決済・金融機

クレジットカード盗難保険について

クレジットカードは、買い物などの時に現金を用いないで決済ができる便利なものです。
実際に買い物などをしますと、店によっては、暗証番号の入力を求められる場合やサインを求められることもありますが、多くの場合、カードを提示してカードの情報を読み取る機械に通すだけで決済されますので、本人以外でも利用できます。
もし、クレジットカードが盗難にあったりした場合には、容易に使われてしまいますので、その時の損害に対して保険がかけられています。
この保険が適用されるためには、盗難(紛失)に気づいた時にすぐカード会社に連絡をすることです。

次に警察に対して盗難届を出します。
こうしておきますと、盗難などで不正に利用された(だいたいカード会社に連絡を入れた日の前後一ヶ月程度の)金額に対して保証されます。
ただし、保証されるためには盗難届けの証明が必要になりますから必ず警察に盗難届を出してしておきます。
しかし、保険で損害金額の全額が保証されない場合もあります。

それは、カードを持っている人に過失があったとされる場合です。
例えば、会社などの机の上などに置きっぱなしにしてあった場合とか車の中に無造作に置いてあったりした場合などでは、一部の保険金が支払われないこともあるといいます。
また、カードのウラ面の署名欄が空白であった場合も保険金減額の対象になるといいますので、新しくカードが届いた時には、ウラ面に署名(サイン)しておきましょう。

キャッシングの機能のついたクレジットカードの場合には、借入の時に暗証番号が必要になりますので、例えば、1111、1234、0000というような簡単なものであった場合やカードに明示されている番号などを暗証番号として使っていますと、容易に現金を引き出されてしまいます。
このような場合にも保険での保証がされないことがあります。
ところで、この他にもクレジットカードには、購入した商品に対しての破損、盗難などに対する保険がかけられていることが普通です。
これは買った時から90日程度以内であれば(保険会社の指定の商品に対して)保証されます。

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